子供の呼吸が気になってます・・・

2020-04-20 2020-04-20

jibureina

こんにちは！スタッフさとうです^ ^

突然ですが、お子さんは鼻呼吸ができますか？

うちには2人子供がいるのですが、上の子が鼻呼吸が出来ず、口がポカンと空いている事が多いです。

テレビを観ている時などに「口閉じてー」と注意するのですが、うまく鼻で呼吸が出来ずに苦しいようでまたすぐにポカンと空いてしまいます。

「ご飯はくちゃくちゃ音をたてないで口を閉じて食べなさい」というのも小さい頃からずっと注意していますが、だいぶ良くなってきてはいるものの、いまだに治ってはいません。

子供だから仕方ないのかなと思っていましたが、咀嚼しながら鼻呼吸をするというのがうまく出来ないからそうなってしまうのかもしれません。

口呼吸はなぜ良くないの？

見た目のカッコ悪さを除けば（笑）別に口呼吸でもいいんじゃない？と思ってしまいがちですが、口呼吸には様々なデメリットがあります。

鼻呼吸は、鼻毛や粘膜が埃やウイルスの侵入を防いでくれたり、冷たく乾いた外気を湿らせたり暖めたりして、喉や肺に送ってくれたりと様々な働きをしてくれています。

一方口呼吸では鼻呼吸のように異物をブロックしてくれたり、温度や湿度を調節してくれるような作用はないので、喉のリンパや肺にばい菌や冷たく乾いた空気が直接送り込まれる為、風邪などを引きやすくなります。

現在のように感染症が流行っている時期には百害あって一理なしといったところですね・・・

また口を開けていると唾液の分泌が減るので、口臭や虫歯、歯肉炎などの原因にもなってしまいます。

・アレルギー性鼻炎

・慢性副鼻腔炎

・アデノイド肥大、口蓋扁桃肥大（鼻や口のリンパ組織が肥大し、空気が通りづらくなる為、口呼吸になる）

・歯が出ていたり、歯並びが悪い

などが原因としてあげられます。

うちの子も鼻炎気味なのが影響しているのかもしれません。

口で息を吸うと胸が、鼻で息を吸うとお腹が膨らみやすいです。

いわゆる胸式呼吸と腹式呼吸の違いですね。

腹式呼吸でお腹を伸び縮みさせることにより、腸の動きも活性化されます。

腸には様々な免疫ホルモンが集まっているので、腸の動きを活発にする事で免疫力アップが期待できます。

呼吸と同じくらい子供の姿勢についても気になっています。

最近特に勉強中や食事中に猫背になっていることが増えてきたなと感じています。。

猫背になり、首が前に出て顎が下がると「開口筋」という口を開ける筋肉が優位になってしまう為、口がポカンと開いてしまうことが多くなります。

また、猫背になると呼吸が浅くなる為、酸素をしっかり取り込むことが出来ず身体が疲れやすくなるなど様々な不調を引き起こします。

呼吸の仕方や姿勢というのは無意識に習慣化しているものなので、治すのは大人でも簡単なことではありません。

なので子供に対して口うるさくプレッシャーをかけすぎるのはあまりよくないですね。

とりあえず口が開いていたり猫背になっている時は「ハイ！背筋伸ばして深呼吸ー！！」と声をかける事を続けてみようかなと思います。

そうした意識づけをしていく事で身について言ってもらえる事を願って！

良い変化がありましたら、またご報告させていただきます！！