熱性痙攣で入院した時のお話②
こんにちは!スタッフさとうです^ ^
前回の続きになります。まだ①を読んでいない方はこちらからどうぞ!
初めての入院
かかりつけの病院に到着すると、小児科のお医者さんが待っていてくれました。
次男は救急車からベッドに移動しても眠ったままでしたが、少し経ってからギャン泣きする声が聞こえました。
目覚めたら知らない場所で知らない人に囲まれていたらそりゃ泣くよね〜と思いつつ様子を伺っていると、しばらくしてようやく泣き止んだようでした。
どれくらいの時間だったのかは忘れましたが、長男と2人、待合室にいる時間がとっても長く感じたのは覚えています。
診察が終わり、お医者さんから「実はさっき泣いた後また痙攣をおこしたんです。このまま帰っても不安だろうからとりあえず入院して様子をみましょうか。」と告げられました。
そこからあれよあれよと病院側の入院準備が進んでいきます。
次男は病衣に着替えたり採血などがあるので、私と長男が先に病室に案内されました。
ようやく次男が病室にやってきたと思ったら、また寝ていました。
三度目の痙攣をおこしたようで、お医者さんからは「実はもう熱が下がってるんですよね。普通は熱が急激にあがるときにおきるものだから、熱が無いのに何度もおきるのはちょっと気になるからいろいろ検査しましょうか。」とのことでした。
急展開すぎて頭が追いつかない中で「仕事どうしよう」「長男はどうする?」などと考えていたら、夜勤を終えた夫が病院に到着。
仕事の時間が迫っていたので、看病を交代し、私は職場に行くことにしました。
3時間ほどで仕事を終え、急いで病院に戻ると、次男はスヤスヤと眠っていました。
ホッとしましたが、私が不在の間いろいろと大変だったようで、次男がギャン泣きで大暴れして手がつけられず、思わず夫がナースコールをして看護師さんに来てもらったら、また痙攣をおこしたようでした。
これで6時間くらいの間に4回痙攣をおこした事になります。
さすがに先生たちもざわつき始め、「何かあったらすぐナースコールしてください!」と言われました。
元々風邪症状でうんちがゆるくなっていたので、オムツから漏れてシーツを汚してしまい、どうしたらいいかなーと思ってナースコールを押したところ、大慌てで看護師さんが駆けつけてくれて「どうしましたか!?」と言われた時はめちゃくちゃ言い出しづらかったです(笑)
その後は熱があがることも、痙攣をおこすこともなく、会話をしたり絵本を読んだりして過ごし、翌日を迎えました。
検査と思いがけない言葉
いくつか検査をして特に問題は無さそうということでしたが、もし今後も痙攣を繰り返すようなら「てんかん」の疑いもでてくるので、そうなったらもっと詳しく検査をしましょうと言われました。
この後は痙攣止めの座薬をやめて、それでも痙攣がおきなければ明日には退院出来ますよとのことでした。
思ってもみなかった「てんかん」というワードに動揺している私の心配をよそに、すっかり元気になり暇を持て余している次男は、点滴をぶら下げながら病室内をウロウロ。
お医者さん達もちょこちょこと様子を見に来てくれていましたが。「これなら大丈夫そうだねー」と笑われるくらい元気でした。
翌日、無事に退院出来ることに。
最終的には「ちょっとイレギュラーだったけど、熱性痙攣だったんじゃないかな」という診断でした。
座薬を処方してもらい、帰宅。保育園にも経緯を説明し、熱を出したらすぐに連絡してほしいことなどを説明して、しばらくはハラハラしながら過ごしました・・・が!
そこから約半年ほど熱も出さず、めちゃくちゃ元気でした。
そして今日までちょこちょこ熱を出していますが、痙攣は一度もおきていません。
ほんとあの時の入院は何だったのかなって感じです(笑)
子供が入院するということ
私は自分自身を含めて病気での入院経験がほとんど無かったので、子供が入退院を繰り返している人や熱性痙攣を繰り返している人の話を聞いても「大変そうだなぁ〜」くらいにしか思っていませんでした。
でも今回たったの2泊3日でしたが突然の入院を経験して、夫婦で仕事をやり繰りして、看病や上の子の面倒を見たり、先生からの説明を聞いて不安になり検索魔になったり、意外と自分の食費がかかるなとか、柵付きのベッドで子供と寝るのツライとか、身をもって学ぶことが出来たと同時に、子供と一緒に入院しているママさん達ほんとお疲れさま!!って心から思いました。
熱性痙攣自体はそんなに心配するようなものではないですが、初めて経験するときはとにかくビックリすると思うので、このお話がいざという時に誰かのお役に立てたら嬉しいです!