4人子育て中看護師ジブの妊娠出産のお話⑥母乳育児について

こんばんわ!ジブです^ ^
今日は母乳育児について書いていきたいと思います。

参考になれば嬉しいです!!

母乳って何からできているの?

母乳は乳房の中にある乳腺というところから作られます。
乳腺には、毛細血管がたくさんあり、この毛細血管から血液に溶けている栄養素が浸透し母乳になります。

そう!血液からできているのです!!

なぜ赤くないかって??

血液が赤いのは赤血球が含まれているからで、母乳として浸透してくる栄養分には赤血球が含まれていないからです。

母乳が作られ、出てくるまでに2つのホルモンが重要な働きをします。

これが、オキシトシンとプロラクチン。

プロラクチンは母乳を作り出し、オキシトシンで出てくるという感じです!

血液からできているため、ママの食事がとても大切になってきます^ ^

母乳の分泌を増やすために効果的なこと

母乳、足りてるかな、もっとでないかなぁ、完母にしたいなぁと思っている人も多いと思います。

いくつか母乳を促進するための方法をお伝えします!!

●授乳回数は1日8回以上になっていますか?

母乳を作るプロラクチンは、3時間に1回ピークになり分泌されます。
その分泌を下げないように3時間に1度は授乳しましょう。

夜間、赤ちゃんが寝ているからと4〜5時間空いてしまうことが続くと、母乳の分泌に影響してきます。

プロラクチンは排卵を抑制するホルモンでもあるため、授乳回数が空いてしまうと生理が再開する方も多くなっています。

✳︎赤ちゃんの「空腹のサイン」に気づけていますか?
赤ちゃんがギャン泣きする前に授乳するようにしましょう!ギャン泣きしてからだとなかなかうまく吸えなくなる時もあります。
・軽く泣き始める・声を出す・むずがるなどのサインの気づいてあげられると良いと思います(^ ^)

授乳回数が増えると、赤ちゃんがおっぱいを摂取する量が増え、混合でもいずれ完母に移行できる場合もあります。
離乳食が始まると、ミルクの摂取量を減らし、母乳+離乳食の栄養でいけるようになるかもしれません。

●水分をしっかり摂取しましょう

母乳は90%が水分からできています。

ママの水分不足は母乳に影響大!!です。

1日1200ml〜取れる方は2000mlの水分を摂取しましょう!!
汗のかく夏場は3000mlでも良いくらいです。

なるべく常温か温かい飲み物がおすすめです^ ^
全てお水やお茶で摂取るることは中々難しいので、スープやお味噌汁などの汁物を食事にプラスするのも良いと思います。
その際は、根菜類(芋、大根、人参、ごぼうなど)を入れるのが良いです(o^^o)身体を温めてくれますよ♪

母乳を促進してくれるハーブティーなども市販されていますので、そちらを試すのも良いですね。
ハーブティーは匂いを嗅ぐことでもリラックス効果があります。

●鎖骨のまわりのマッサージをしましょう

母乳は血液からできているとお話しましたが、筋肉が硬くなり血流が悪くなることも母乳には良いことではありません。

特に鎖骨周りはよくほぐすようにしましょう!


自分でも手の届く、セルフケアのしやすい場所なので鎖骨の上下をゆっくりほぐしていきましょう。

痛気持ちいいくらいの圧がちょうどいいですよ^ ^

夕方になると母乳が出にくくなる方もいると思います。
そんな時は試してみてくださいね。

ママが無理なく続けられることがいちばん

色々書きましたが、ママが無理なく母乳育児を続けられることが一番だと思います。

私は4人を完母で育てましたが、預けられなかったり保育園に入る時、自分が病気をした時、断乳する時が結構大変でした。

ミルクでも母乳でも、愛情いっぱいに赤ちゃんにあげることには変わりないです。
母乳じゃなきゃ!!というママの気持ちも痛いほどわかりますが、少しゆとりを持って育児できる方が何倍も赤ちゃんを可愛いと思えると思います。

何か不安なことがあればいつでもご相談くださいね(^o^)
母乳育児はまだまだ書きたいことがあるのでまた書きます♪