ねんねトレーニング

こんにちは!スタッフさとうです^ ^

みなさん「ねんねトレーニング」ってご存じですか?

略して「ねんトレ」と言ったりもするそうですね。

私は最近お客さんから教えてもらうまではまったく知りませんでした!

ねんねトレーニングとは

抱っこやおっぱいではなく、赤ちゃんが自分の力で眠れるようにすること。

欧米では主流のようですね。

始める時期は生活のリズムが整い始める生後5〜6ヶ月頃がいいそうです。

やり方はいろいろあるようですが、大まかな流れで言うと

1、就寝時間・起床時間を決める

夜は決まった時間に布団に入り、朝は太陽の光を浴びる。そうすることで体内時計が整い、十分な睡眠が取れるようになる。

2、寝る前のルーティンを決める

就寝30分前くらいに最終授乳を済ませ、絵本を読んだり、音楽を聴いたり、抱っこをしてトントンするなど毎日同じ行動を取ります。そうすることで子供に「これから眠るんだ」という意識を持たせることが出来ます。

3、布団に入ったら抱っこ・おっぱいはしない

ルーティンが終わったら布団に入ります。そこからは泣いたとしても抱っこしたり・おっぱいをあげたりするのは我慢します。

布団に入って10分くらい経過したら、子供が寝ついていなくてもその場を離れます。

子供が泣いてしまってもグッとこらえて、1〜2分したら様子を見に行きます。

泣いていたら背中をトントンしたり、声をかけたりしてあげましょう。この時も抱っこをしてはいけません。

そしてすぐにまた退出します。

これを子供が寝付くまで繰り返します。

様子を見に行く間隔は徐々に延ばしていきましょう。

子供が大泣きしてしまっても焦らず、根気よく続けていくことが大切です。

数日〜1週間ほどで1人で眠れるようになると言われています。

環境づくりも大切

寝る少し前からテレビを消したり、照明を落とす、スマートフォンの光も目に入らないようにしましょう。

日中のリズムを整えることも大切です。

食事やお風呂、授乳などはなるべく決まった時間に行い、夕方に長めのお昼寝はしないようにしましょう。

ねんねトレーニングは必要?

ここまでご覧になっていかがでしたか?

きっとこんなことやる必要ある?って思う人もたくさんいると思います。

私はというと半々な気持ちです。

なぜかというと、寝かしつけが尋常じゃなく大変な子全然苦じゃない子を育てた経験があるからです!!

我が家の次男は完母で育ち、卒乳するまで添い乳で寝かしつけをしていました。

2人目故の適当さもあり(笑)私も半分寝たまま母乳をあげているような状態だったので特に寝不足でつらいとは感じませんでした。

大変だったのは完ミで育った長男のときです。

お風呂をあがって就寝前のミルクを飲んだら寝落ちしてくれればいいのですが、大抵寝ないので何十分も抱っこで寝かしつけ。

夜中も何度か起きるのでミルクを飲ませていましたが、量が足りないのか飲み終わっても全然寝ない(T . T)

でもミルクは飲ませられる量が決まってるし、あとはひたすら抱っこでゆらゆら、家の中をウロウロ。

背中スイッチもかなり敏感だったので、布団におろすのに失敗してイチからやり直し、なんてことも日常茶飯事。抱っこしたままソファーに座って寝ていたことも度々。

つらすぎて抱っこしながら泣いていたり、腕が限界になって夜中にドライブに出たこともありました。

夫が変わってくれることも多かったので何とかなっていましたが、あれを1人で続けていたら寝不足過ぎて産後うつっぽくなっていてもおかしくなかったかも・・・と思います。

そしてもしもあの時ねんねトレーニングを知っていたら間違いなくチャレンジしていたと思います!!!!

その子にあった選択を

結局そんな曖昧なオチかーい!!って感じですが(笑)私はねんねトレーニングを激推ししたいわけではありません。

何にもしなくても勝手に寝てくれる子もいるし、多少大変でも今しかない抱っこや授乳を満喫したい!子供を泣かせてまでそんなことしたくない!という考えもあると思います。

でも今まさに寝かしつけがつらくてつらくて仕方がなかったり、復職するので睡眠時間を確保したい人などはチャレンジしてみてもいいのでは?と思います。やってみてやっぱり可愛そうだなとか、自分には合わないなと思ったらやめればいいだけのことです。

実際にねんねトレーニングのことを教えてくれたお客様も、毎日1時間以上かけて抱っこで寝かしつけをして身体もバキバキだったのですが、お子さんが1人で寝てくれるようになってからはすごく身体の負担が減ったし、子供自身も生活リズムが整ったことで機嫌良く過ごせることが増えたと喜んでいました。

ママが笑顔で健康でいられなければ、毎日の子育てを続けていくことは出来ません。

ひとつの選択肢として「ねんねトレーニング」を覚えておく価値はあると思います!