まさか?!の経験ありませんか?
こんにちは!スタッフさとうです^ ^
今日・明日、サロンはお休みをいただいております。
ナインスタッフは全員が子育て中のママなので、休校休園でてんやわんやしていますが、みんなで勤務を調整しあったり、なるべく子供たちに負担が無いよう勤務時間の短縮などをさせてもらえて本当にありがたいなと思っています。
急遽ご予約の変更などを了承してくださったお客様にも心から感謝申し上げます。
家にいるからといってぐうたらせず(笑)ブログの更新や普段なかなか時間が取れずにいた調べ物などをしたいなと思っています!
まさか自分が・・・
お客様との会話の中でたびたび話題にあがるのですが、妊娠中から産後にかけてのマイナートラブルの一つに「尿もれ」があります。
咳やくしゃみをした時に「まさか・・・?!」という経験をされた方も多いのではないでしょうか。
初めてのときは驚きとともに、なかなかショックですよね(^^;
「まさか自分が・・・」「まだ20代なのに!」と私も思いました。
CMなどの影響のせいか「尿もれ」といえば年配の方がなるものと思っていました。
尿もれの原因は
産後だけでなく妊娠中に尿もれの経験がある方もいらっしゃると思います。
妊娠中は頻尿になりやすいですよね。
これは大きくなる子宮に膀胱が圧迫されることや、血液量が増え、腎機能が高まることで尿が排出されやすくなることが原因です。
同時に、大きくなった子宮の重みで骨盤底筋が引き延ばされるため、お腹に力が入った時に尿もれをしやすくなるのです。
妊娠初期の尿もれは、妊娠時に分泌されるホルモンで子宮や膀胱の筋肉が緩みやすくなっている事が原因と考えられます。
産後の尿もれは分娩時のダメージが大きく関わります。
・子宮口全開大から出産まで時間が長くかかった
・吸引分娩
・赤ちゃんが大きかった
などなど、人工的な力や急激な負荷が骨盤底筋にダメージを与えます。
その結果、しっかりと内臓を支えることが出来ず下がってきてしまう→下がった内臓が膀胱を圧迫→尿もれといった症状につながります。
帝王切開による出産ならば骨盤底筋のダメージがないから尿もれしないかというとそんな事はなく、妊娠中に大きくなる子宮を支えているのが骨盤底筋なので、すでに負荷を受け続けている為、尿もれをする可能性は大いにあります。
骨盤底筋を鍛えましょう!
くしゃみや咳でお腹に力が入ったときや急な動作をした時に尿もれしてしまうことを「腹圧性尿失禁」と言います。
産後4ヶ月くらいまでに自然とおさまることが多いですが、もともと骨盤底筋が弱い人や、2人目以降の産後はなかなか治らない方もいると思います。
また入浴後、膣内に入ったお湯が垂れてくる・・・なんて場合も骨盤底筋が緩んでいる可能性が高いです。
「骨盤臓器脱」といって、骨盤底筋が緩むことによって膀胱や子宮などの位置が下がり、膣から外に出てしまう症状につながる可能性もある為、骨盤底筋をしっかりと鍛えましょう!!
立っているときはこまめにお尻をキュッと閉める動きを心がけましょう。お尻にえくぼを作り肛門を閉めるようなイメージです。
座っている時は浅く腰掛け、しっかり骨盤を立てた状態で同じ動きをします。
太ももなど別なところにに力が入らないよう気をつけてくださいね。
女性は更年期が訪れると女性ホルモンの分泌が減り、身体に様々な変化が起こります。
加齢とともに筋力が低下し、尿もれ・頻尿・骨盤臓器脱などを起こしやすくなります。
将来そういった症状を防ぐためにも、産前産後に関わらず骨盤底筋トレーニングをしておく事は非常に重要です!
とても簡単な動きですので、ぜひ毎日の習慣に取り入れてみてくださいね♪
お気軽にご相談ください!
「尿もれ」ってちょっと恥ずかしいことのように思いがちで、なかなか話題にすることも少ないと思います。
でも案外みんな経験しています。
なのであまりショックを受けたり、1人で悩んだりしなくて大丈夫です(o^^o)
また産後整体のお客様にお伝えしているエクササイズでは、もう少し詳しく骨盤底筋や出産でダメージを受けた筋肉にアプローチするトレーニングをお教えしています!
気になることがあれば施術中にお気軽にご相談ください!そしてエクササイズで少しずつ筋力を回復させていきましょう!!