ママになっていく心の過程

こんにちわ!ジブです。
今日インスタにも書いた、ママになっていく適応過程についてもう少し詳しく書いていきます(^ ^)

適応過程には3つの段階があります

ママになっていく過程には、3つの段階があります。

受容期、保持期、解放期、この3つです。

受容期

分娩後24時間〜48時間。
自分自身の基本的欲求(食べる、寝る、排泄など)に意識が向けられる時期。

この欲求が他者(家族や看護師など)によって満たされて初めて赤ちゃんへの関心が向けられます。

会陰切開や後陣痛、帝王切開の傷の痛みがある場合は苦痛を緩和させて上げることがとても大切になってきます。

赤ちゃんのお世話を自らするのではなく、指先で触れたり、抱っこしたりすることで自分の子供だと認識します。
この時期のママは興奮状態にあるため、陣痛や分娩体験のことを何度も詳しく話そうとします。
この行動が、妊娠が終了し子供が生まれたことを認識する心の状態です。

保持期

出産後2,3日〜10日ごろの時期。

自分の体のセルフケアができ、赤ちゃんの欲求に関心がうつり、子供との関係づくりが始まる時期です。

育児について勉強し始め、実際にお世話することを熱心に取り組む時期。

喜びと同時に、母親としての能力があるかどうか不安を抱いたり、些細な周囲の言葉が傷つく時期でもあります。

不安や無力感を感じ、入院中に泣いてしまうママもたくさんいます。

解放期

ママとしての課題を果たす時期。

子供がいるライフスタイルを確率していく時期ですが、今までの子供がいなかったライフスタイルの喪失を認めなければならない時期でもあります。

妊娠中に思い描いていた生活や子育てのイメージから、現実にいる子供を受け入れなければなりません。

悲嘆(=悲しみ、嘆くこと)の感情を引き起こすこともあります。

子供と母親がお互い理解し合っていきますが、子供の要求が多すぎてママは応えきれずに罪悪感を抱き、自らの存在に対し否定的になることもあります。

この時期のみだけではなく、乳児期〜小児期まで継続して関係性を築いていきます。

ママも一緒に成長していきます

なんだかちょっと難しいかもしれませんが。。。

ママも赤ちゃんと一緒だと思うんです。
赤ちゃんは産まれてきて、何もわからず、少しずつ体も心も成長していきますよね。

ママも同じ。

赤ちゃんが産まれて、ママもママとしていろんな経験をしてどんどん成長していきます。
いきなり赤ちゃんの気持ちがわかる人なんていないし、私自身も4人育てていますがまだまだわからないことがたくさんです。

焦らなくて大丈夫。
うまくいかなくても大丈夫。

看護師や自分の母親、周りの先に出産している友達が上手に抱っこしたりお世話しているのなんて当たり前です!!

ママも赤ちゃんとゆっくり成長し、赤ちゃんの誕生日にはママになったことも一緒にお祝いしてあげましょう。